補助金・助成金は数多くの種類がありますが、中小企業庁が管轄する全国を対象としたものの他に、各都道府県が実施している補助金もあります。
特に東京都は潤沢な予算規模があることから、経済産業省の補助金に匹敵する大型の補助金事業を行なっています。
名称は「助成金」と呼んでいますが、中身は補助金と同じです。
事業によって若干異なりますが、申請者の要件として以下の通りとなっています。
・法 人:本店(実施場所が都内の場合は支店でも可)の登記が都内にあること
・個人事業者:納税地が都内にあること
都内に本店または支店がある事業者の方はぜひ活用をご検討ください。
本助成事業に応募するには、まずは御社が直面している経営課題の抽出、課題解決のために施策、実施したことによる経営に与える効果などについてストーリーを組み立て、事業計画書としてまとめあげることが必要です。
当社では様々な業種の事業者様を支援した実績を元に、専任コンサルタントが初回ヒアリングから事業計画書のドラフト作成、ブラッシュアップ、補助金申請まで丁寧にサポートさせていただきます。
2024年に新設された助成事業になります。
公募要領には以下のように対象となる事業の説明がされています。
ポストコロナ等における事業環境の変化を課題と捉え、 対応策として、事業者が創意工夫のもと 「これまで営んできた事業の深化又は発展(下表参照)」に取り組み、これが経営基盤の強化につながると認められた場合に、当該取組に必要な経費の一部を助成します。
対象となる取り組みは、既存事業に対して「深化」、「発展」のいづれかを実施する必要があり、「深化」、「発展」とは以下の内容を指しています。
(1)既存事業の「深化」
経営基盤の強化に向け、既に営んでいる事業自体の質を高めるための取組
・高性能な機器、設備の導入等による競争力強化の取組
・既存の商品やサービス等の品質向上の取組
・高効率機器、省エネ機器の導入等による生産性の向上の取組
(2)既存事業の「発展」
経営基盤の強化に向け、既に営んでいる事業を基に、新たな事業展開を図る取組
・新たな商品、サービスの開発
・商品、サービスの新たな提供方法の導入
・その他、既存事業で得た知見等に基づく新たな取組
■幅広い経費が対象となります。
中小企業庁が管轄する国の補助金制度では、ほとんどが対象外となっている不動産賃借料が補助対象となっております。
新規事業に取り組むために新たに工場、店舗を開設するなどの新たな事業拠点を設けるケースで活用が可能と思われます。また設備等導入費も対象となりますので、拠点開設に伴う様々な経費が申請可能です。
ただし対象となる経費は交付決定後に発注・契約したもののみが対象となりますので、工事や設備購入などを先に行うと対象外となりますのでご注意ください。
■申請はオンラインで提出する必要がある
申請には電子申請システムを利用します。申請するためには事前に「GビズIDプライムアカウント」の取得が必要となります。GビズIDについてはポータルサイトをご覧ください。
目的 | 中小企業の創意工夫を活かして、既存事業を深化・発展させる計画を作成した場合に各種支援を展開することで都内中小事業者の経営基盤を強化する |
申請者の要件 |
■中小企業、小規模事業者、個人事業主など ■電子申請のためのGビズIDプライムを取得済みであること(申請の際に携帯・スマホのワンタイムPWが必要) ■都内に本店または支店、納税地があること |
補助対象経費 | 原材料・副資材費、機械装置・工具器具費、委託・外注費、産業財産権出願・導入費、規格等認証・登録費、設備等導入費、システム等導入費、不動産賃借料、販売促進費(200万円まで)、その他経費(100万円まで) |
申請額 補助率 |
助成限度額:800万円 助成率:2/3 助成対象期間:交付決定日から1年間 |
現在の受付状況 |
■事前相談受付中です 本年度毎月1日〜15日に毎回募集されることになっております。過去の実施月では数日間で締め切りとなったことがありましたが、現在は申請期間中は申請可能となっていますが申請を検討される方は早めにご準備ください。 申請要件として取り組む事業の内容、補助対象経費などが細かく定められています。具体的に申請を検討される場合は事前相談ページよりお願いします。 |
■製造業だけでなく情報通信業、卸売業、サービス業など幅広くご支援可能です
当社のサービスは単なる補助金申請代行ではありません。本補助金の様に大型の補助金では、御社の事業戦略の方向性や取り組み内容の新規性などを理論立ててストーリーとしてまとめた事業計画書を作成する必要があります。当社では実績豊富な中小企業診断士が御社の強みなどを客観的に分析し、ディスカッションしながら事業計画を作成します。
■オンラインツールを使ってスピーディに支援します
コロナ禍の中でもZoom、Lineなどのオンラインツールをフル活用してスピーディに支援業務を進めます。基本的に御社にご準備いただくのはヒアリングシートの記入のみです。ヒアリングシートに基づき、初回ヒアリングを行い、御社の経営課題、取り組みテーマの方向性などをディスカッションしながら事業計画の骨子を作成します。事業計画書のブラッシュアップ、必要書類のアドバイスなど申請完了まで丁寧にサポートしますので安心してお任せください。
1)初回相談 (電話またはZoom,Lineなど) |
・経営展開サポート事業の公募要領の説明 ・ヒアリングシートの説明(申請に必要な経営計画書作成のためのポイントについてご説明します) ・全体スケジュール、申請までの作業の進め方、採択後の流れなどQ&A形式で解説 |
2)事業計画書作成サポート |
・ご記入いただいたヒアリングシートに基づき事業計画書の骨子を固めます ・御社の強み、解決すべき課題、施策内容、経費詳細などに基づき一貫したストーリーを組み立てます |
3)必要書類の準備支援 | ・公募要領に基づき申請時に必要となる各種書類(確定申告書など)の準備を進めます |
4)事業計画書のブラッシュアップ |
・事業計画書のブラッシュアップを行います(一般的に2〜3回程度が多いです)
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5)オンライン申請サポート |
・御社がオンライン申請をする際にZoomなどの画面共有機能を使い申請完了までサポートします (希望者のみ) |
6)申請完了 |
・申請完了した旨事務局からメールが届きます ・通常2〜3ヶ月程度で採択結果が通知されます(採択者は事務局ウェブサイトにも公開されます) |
※採択後のフォロー |
【アフターフォロー】Line worksなどのビジネスチャットツールを利用して採択後の各種経理書類の準備、報告書作成などについてアドバイスいたします。 |
補助金申請の一般的な流れは以下の通りです。また補助金申請の原則について注意点をご確認ください。
■原則経費支出は交付決定後:
一部の例外を除いて、補助金はスケジュールに示す「交付決定」以降に支出した経費のみが対象となります。また補助対象期間内の経費が対象となります。
■補助金の支給は後払い:
補助金は採択されて終わりではなく、そこからが始まりです。申請した内容に基づき、具体的な取り組みを進め、事業が完了したら完了報告を行います。この際に経費が適正に使われたかなどの書類のチェックがあり、検査後に初めて補助金が支給されます。
当社では完了報告など採択後のアフターフォローも行っておりますので安心してお任せください。
当社の補助金申請サポートの報酬額は、補助金申請額の10%を成功報酬と書類作成費用として着手金を頂戴しています。
項目 | 報酬額(金額は税別) | お支払いが必要な時期 |
着手金 | 10万円 | 申請時 |
成功報酬 | (補助金申請金額)×10% | 採択決定時 |
採択後フォロー |
別途WEB顧問契約を締結させていただき、オンラインツールにより質疑応答を行いながら実績報告までサポートさせていただきます (顧問料は月額2万円より。サポートの範囲に応じでご相談させていただきます) |
契約締結時 |
24時間受付のwebフォームよりお気軽にお問い合わせください。
お急ぎの場合は問い合わせ窓口(03-6823-5434、担当:宮田)まで。