予算規模は3,400億円(生産性革命推進事業)の内数との記載があり、具体的には以下のとおりです。
・中小企業・小規模事業者の設備投資、販路開拓、IT導入、事業承継等を支援
・例えば、 以下の措置拡充を実施
最低賃金近傍の事業者に対する支援として、補助率を1/2=>2/3に引上げ (ものづくり補助金、 I T導入補助金)
設備投資や取引実態等に合わせ、 補助上限枠要件見直し (ものづくり補助金、 IT導入補助金、 持続化補助金、
事業承継・M&A 補助金等) などを実施し、より使い勝手のよい、 政策効果の高い支援制度に見直し。
昨年からの賃金引き上げの流れを受けて補助率や上限額が拡充される見通しです。
(1)ものづくり補助金
製品・サービス高付加価値化枠について従業員区分を見直し、21人以上の中小企業を対象に、補助上限を引上げ 、賃上げ動向を踏まえ、賃上げ要件、 運用等を見直し など
(2)IT導入補助金
セキュリティ枠の補助上限引上げ・要件見直し、 汎用ツール ・導入後支援の補助対象化
(3)小規模事業者持続化補助金
経営計画の策定に重点化し、 枠の整理等、 制度を簡素化 (通常枠、 創業枠等に再編等)
(4)事業承継・M&A補助金
PMIを後押しするためのPMI推進枠の創設や、 早期承継促進のための枠再編 事業承継促進枠への改変等
M&Aのトラブル防止に資するDD費用の支援拡充や100億企業創出加速化を図るための補助上限の引上げ
中小企業施策の中心的な補助金であるものづくり補助金、IT導入補助金、小規模事業者持続化補助金、事業承継・M&A補助金ともケイオア腐れ、例年と同等の予算規模で実施されるようです。
次の記事は新しい補助金の説明です。